Post記事
鳥取市地元芸術家活用支援事業補助金について。令和7年度の募集が開始しています。

「鳥取市地元芸術家活用支援活用支援事業補助金」は、鳥取市出身または鳥取市在住の芸術家の方の活動を支援すべく、作品発表の機会を設ける団体に対して給付される補助金制度です。
芸術家の方々が安定して制作活動を続けるためにも、発表の場の確保は大きな問題です。ただ、作品展示のみの事業は補助金対象外になるなど、制度には細かい決まりがあります。
この記事では、鳥取市地元芸術家活用支援事業補助金の令和7年度分の募集について解説します。
制度の詳細について

制度の目的は、鳥取市の文化芸術の発展のための人材育成のために、鳥取市内で開催される芸術品発表事業を支援する団体への費用の一部を助成することです。対象となる芸術家は、鳥取市出身、または鳥取市に住所を持つ方に限ります。
制度の詳細です。
- 助成金上限 20万円
- 交付回数 対象者1名に対し年1回まで
- 補助枠 予算の範囲内(予算100万円)
- 申請受付期間 令和7年4月1日開始 予算がなくなり次第終了
- 事業実施日 令和7年4月15日〜令和8年2月15日以内に完了する事業
制度の対象とならない事業
鳥取市地元芸術家活用支援事業補助金交付要綱によると、以下のような活動は補助金対象外になります。
- 営利目的の事業
- 宣伝を目的とした事業
- 入場料2,000円以上を徴収する事業
- スポーツ、観光、学術振興以外を目的とした事業
- 作品展示のみを目的とした事業
- 学生のサークル活動
- 地方自治法に規定する「指定管理者」が管理する施設で行う事業
営利目的の事業や、作品展示のみの事業は補助金の対象とならないことに注意が必要ですね。
補助対象者について

助成金の補助対象となるのは、鳥取市内に主たる事務所あるいは活動の拠点を持つ事業者(企業、団体)です。また補助の対象となるのは「経費」であり(補助対象経費といいます)、補償費、旅費、消耗品費、印刷製本費、光熱水費、筆耕翻訳料などが該当します。
また、これらの経費の中で補助金決定以前に発生したものは補助金の対象にはなりません。
申請方法について

事業を実施する日の14日前までに補助金の申請手続きを行わなくてはなりません。鳥取市HPからダウンロードできる申請書に団体名、代表者の氏名、申請金額、事業内容や収支予算などを記入し、事業計画書と収支予算書を添付してメールで送信することで申請可能です。
記入方法が分からなかったり、事業内容の確認方法について知りたかったりする方は、鳥取市役所企画推進部文化交流課で詳しい説明を受けることができます。申請書類をこちらの窓口に提出することで申請手続きを完了することも可能です。
鳥取市地元芸術家活用支援事業補助金まとめ

この記事では、鳥取市地元芸術家支援事業補助金の詳細と申請方法について解説しました。補助金の対象となるのは、例えば2024年に鳥取県で開かれたねんりんピックのように、作品展示および何らかのイベントが同時に開催される場合のようです。
申請書類には事業計画書や収支予算書など、かなり具体的な内容の書類を添付しなくてはいけません。初めて補助金を申請する場合、もし分からないことがあったら鳥取市役所の企画推進部文化交流課に問い合わせてみてください。
詳細はこちら