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鳥取市心の健康相談窓口について。心の悩みを抱えた家族のために私達ができることとは

鳥取市の心の健康相談窓口について解説します。「心の健康相談」とは、お酒などへの依存症や不登校、引きこもり、または精神疾患について、本人や家族の相談にのることです。「心の健康」が乱れている状態は本人では自覚しにくく、家族が「ちょっとおかしいな」と思ってもなかなか伝えにくいものではないでしょうか。
家族の心の健康について不安を感じたとき、自分に何ができるのでしょう? この記事では、鳥取市で心の健康について相談する方法を紹介します。
鳥取市で利用できる心の相談窓口
鳥取市内には心の健康について相談できる窓口が主に2つ設置されています。鳥取市の相談窓口と、鳥取県の相談窓口です。詳しく解説します。
鳥取市保健所 心の健康支援室
鳥取市保健所の相談窓口です。引きこもりや不登校、アルコール依存に関する相談を受けたり、心の健康についての保健指導を行ったりしています。
中学校区ごとに担当の保健師さんがいるため、中学生までのお子さんの相談は地区担当保健師さんを指定してください。
そのほか、精神障がい者の方への自立支援医療(医療費控除)の相談や、精神保健福祉手帳の交付についての相談も受け付けています。
住所 | 鳥取市富安二丁目138-4 市役所駅南庁舎1階 |
電話 | 0857-22-5616 |
関連リンク | 鳥取市ホームページ |
鳥取県立精神保健福祉センター

心の健康に関する相談や啓発活動を行う鳥取県の機関です。精神疾患や思春期の悩みについて、電話や対面で相談を受け付けています。
啓発活動として、鳥取市民および鳥取県民に対して精神保健に関する知識を広めたり、アルコール依存のリスクについて広報を行ったりしています。
住所 | 鳥取市江津318-1 |
電話 | 0857-21-3031 |
関連リンク | 鳥取県ホームページ |
心の健康維持のため家族にできること

自分の家族の心の健康がなんだか気になるとき、不安を感じたときに私達ができることについてまとめました。
気づく
まずは本人の生活に変化が起きていないか気づくことが大切です。以下の状態に陥っていないか、よく見てあげてください。
- 食欲が落ちている、痩せてしまった
- 眠れない、朝起きられない
- 顔色が悪い
- お腹の調子が悪い
- 口数が減った
- 学校、会社に行きたがらない
- 怒りっぽくなった
ご飯をしっかり食べられているかと、睡眠がしっかりとれているかは、特に重要なチェック項目です。
話しを聴く
食欲や睡眠に不安を感じたら、次は本人に問いかけてみましょう。話したがらないときは、無理に問いただそうとせず、別の機会を作ってください。本人が話したくなったら、しっかり聴くことが重要です。 本人が話すことに対して、否定的なことを言わず最後まで耳を傾けてみましょう。話の内容の中に、辻褄が合わないところや違和感を感じたら、注意深く覚えておいてください。
専門家に相談する
本人と一緒に窓口を利用するか、ご家族が相談に行くことをおすすめします。鳥取市の相談窓口だけでなく、スクールカウンセラーや企業の相談窓口もあるため、適宜利用してみてください。
鳥取市心の相談窓口まとめ

この記事では、鳥取市で利用できる心の相談窓口と、家族としてどう接したらいいのかについてまとめました。
精神疾患や依存症になっているとき、本人が自覚できていなかったり、指摘されると否定的になったりする例は多いです。
家族として不安に感じたら、どんなささいなことでも窓口に相談しましょう。家族の状態をよく見守り、定期的に相談員さんに報告して指導を仰ぐことも重要です。
受診が必要な場合も、時間をかけて本人と向き合うことで可能になるかもしれません。
大切なのは、自分ひとりまたは家庭内だけで抱え込まないことです。相談窓口は鳥取市や鳥取県で心の健康に悩む人たちのためにあります。是非、利用してみてください。