鳥取市でカニをランチに食べるならここ！手軽な丼からお得な定食までおすすめ5選

冬の時期しか食べられない松葉ガニを、ランチでいただくのにぴったりな鳥取市のお店を紹介します。

リーズナブルに食べたいなら親ガニを使った丼、ちょっと奮発して松葉ガニ会席を楽しみたいなら、老舗の食事処がおすすめです。

特に親ガニは、味噌や卵がオスのズワイガニより濃厚なのが特徴です。

家庭では脚肉を外すなどの調理に手間がかかってしまうので、お店でいただきたいものです。

この時期しかない鳥取市のご当地グルメ、ランチに使いたいお店選びの参考にしてください。

お食事処 若林

賀露港の海に面した老舗の食事処です。

本社は魚介仲買、加工業を行う会社であるため、お店で使用されている素材の質に定評があります。

お食事処若林では、毎年カニ漁が解禁になる11月から翌年3月31日までの間、カニ料理を提供しています。

ランチメニューは焼きガニランチや親ガニランチ、海鮮丼と焼きガニのランチなどがあり、焼きガニランチの値段は3,980円と手頃なのが魅力です。

煮魚、刺し身、小鉢などもついて食べ応え、満足度も抜群です。

ただ、茹で松葉ガニ片身を中心とした松葉ガニランチだけは予約不可ということですので、注意してください。

メニューは公式サイトをご覧ください。

賀露港 市場食堂

「賀露港 市場食堂」は賀露港のかねまさ浜下商店本店内にある海鮮食堂です。

普段は海鮮丼、天ぷら、刺身定食などが人気ですが、鮮度のよい魚介をボリューミーかつ手頃な値段でいただけるのが一番の魅力となっています。

カニを使ったランチとしては、脚肉を使ったカニ丼やお刺身が食べられるようです。

同時期に旬を迎えるモサエビの天丼、ばばちゃん（タナカゲンゲ）唐揚げ定食などもあるため、いろいろな地元食材を楽しんでみてください。

かにまつば

鳥取駅前に2022年オープンした鳥取県産松葉ガニ専門店です。

カニを使った創作料理や、カニ肉とローストビーフを一つの丼で楽しめる「蟹肉（かにく）丼」などユニークなメニューが多いことが特徴です。

ランチメニューはかに飯並が6,800円からとちょっと豪華な値段設定です。

しかし、すべてのメニューに小鉢とかに汁、香の物がつくなどサービスの質が高いことにも注目すべきですね。

とくに、カニ、ローストビーフ、いくら、ウニなどが満載の「金の特選 蟹肉丼」13,000円は、一度は味わってみたい一品です。

海鮮問屋 村上水産 鮮魚部

鳥取駅前にある魚介が中心のレストラン、居酒屋さんです。

素材の鮮度とうまみを生かした料理に力を入れているところが魅力です。

40人入れる大部屋などもあり、忘年会に利用するのにも向いていますね。

カニシーズンのランチメニューには、松葉ガニ一枚定食8,500円の豪華なものや、かに足天ぷら定食2,300円など、様々な価格帯のものがあり、シーンによって使い分けることができます。

ここぞというときの大切な食事や、季節のカニを気軽に楽しみたいときなど。

親ガニ丼1,800円も旬の定番として外せませんよ。

【おまけ】アベ鳥取堂

「元祖かに寿し」「かにづくし弁当」「鳥取大砂丘 かに幕の内」などの製品を展開する、鳥取市の老舗の仕出し・駅弁会社です。

通販や配達などで注文、受取をすることができます。

鳥取県内の名産品を中心に、長年多くの駅弁、空弁（空港弁当）を開発していますが、もっとも力を入れているのはやはりかにです。

特に「かにづくし弁当」はその集大成です。かにの握り寿しとかにご飯を同時に味わえる一品となっています。

価格を抑えながら、1年中楽しめることが魅力ですので、カニ好きにとっては嬉しい限りです。

ただ、生のカニのような鮮度や食感を求める方には、やや物足りなく感じるかもしれません。

豪華に、リーズナブルに、ランチでカニを楽しめる鳥取市のお店

鳥取市でランチにカニ料理を食べられるお店を5軒紹介しました。

注目はやはり海鮮卸売市場のある賀露周辺。

仲買人が選んだ間違いのないカニをいろいろな料理で食べられるのが最大の魅力です。

鳥取駅周辺にも、松葉蟹専門店が新たにできていたり、比較的低価格でカニランチを提供するお店があったりと、中心市街地でも旬の味覚を存分に楽しめます。

価格帯はちょっと高めになってしまいますが、プロの目が選んだ質の良いカニや、丁寧に仕事されたことで引き出されるうまみを考えると、一度は足を運んでみたくなります。

駅弁としても展開している製品もあるため、気になったお店をぜひ訪れてみてください。