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フクシ×アートWEEKs 2024とは?わたしたちの「まち」で、フクシとアートに出会う37日間
障がいと共に生きる人々のアートが鳥取市中心市街地の商店街を彩る「フクシ×アートWEEKs 2024」が10月19日から11月24日までの37日間開催されています。
期間中は、障がい者アーティスト作品の合同展示、著名人の講演や、スタンプラリーなど楽しいプログラムが多数展開されます。
障がい者アートってなに?
どんな作品があるの?
と言ったように、初めて触れる方も多いのではないでしょうか。
そこで、そもそも「障がい者アートとは?」と併せて、今年で6回目となる「フクシ×アートWEEKs 2024」について紹介します。
「フクシ」と「アート」に出会う37日間
「フクシ×アートWEEKs 2024」は、今回で6回目を迎える鳥取市中心市街地を主会場とした障がい者アートの展示を中心としたイベントです。
多数の絵画作品やシャッターアート、アートポスターが鳥取市中心市街地を彩ります。
作品を作ったのは、鳥取市内のアートスペースからふる・十人十色・鹿野第二かちみ園に所属している方たちです。
その展示作品の総数は、約200点に及びます。
障がい者アートとは
障がい者アートとは広義には障がいを持つ方が制作した美術作品ですが、はっきりとした定義は固まっていません。
関連した概念・表記に、「アール・ブリュット」「アウトサイダーアート」などがあります。いずれも障がいのある方が持つ創造性を理解し、既存のアートに刺激を与える存在として評価されるものです。
また、創作活動を通じて障がいを持つ方の自己肯定感の向上や、リハビリ効果を期待するものでもあります。
参考 厚生労働省PDF
開催期間中の展示・イベント
開催期間中は、作品展示の他にもフォーラムなど様々なイベントも企画されています。
岸本拓也・濱田聡 二人展「それぞれの色」
鳥取市用瀬町の特定非営利活動法人十人十色で創作活動に取り組む岸本拓也さん、濱田聡さんの作品を合同展示する二人展です。
若桜街道沿いのWEEKs 2024 特設ギャラリーにて、お二人のオリジナリティ溢れる作品の数々をお楽しみください。
・日時 10月19日〜11月24日 10:00〜17:30
・会場 WEEKs2024特設ギャラリー(若桜街道沿いツジ商店横)
フクシ×アートフォーラム「アートが叶える世界」
タレント活動の傍ら、一般社団法人障がい者自立推進機構理事としても活躍するセイン・カミュ氏を迎え、障がいのある方のアートの可能性について考えるフォーラムが開かれました。
フォーラムの様子は後日、YouTubeチャンネル「フクシ×アートWEEK実行委員会」にて配信される予定です。
当日会場へ行けなかった方は、是非配信をご覧ください。
https://www.youtube.com/@week5001
・日時 11月3日 13:30〜15:00
・会場 鳥取市役所 鳥取市民交流センター2階多目的室1
アートクル展
教育や保育の場にアーティストが出向き、子どもたちと一緒にアート体験を行う活動「アートクル」。
今年行われたアートクルに参加した子どもたちの作品が展示されています。
・日時 11月9日〜11月24日 10:00〜17:30
・会場 ギャラリーからふる
・参加施設 こども園かける
“まち”の宝探しスタンプラリー
「フクシ×アートWEEKs 2024」期間中に、会場を巡って各所に配置されているスタンプを6つ集めて応募すると、抽選品をはじめとした景品がすべての方に贈られます。
昨年度までは紙の台紙にスタンプを捺していましたが、2024年はスマートフォンでご参加いただけます。
フクシ×アートWEEKs公式ホームページ内のQRコードを読み取ることで、スタンプラリーのサイトへ飛ぶことができます。
※詳細についてはスタンプラリーのサイトをご覧ください。
アートでフクシを体感するきっかけづくりに
この記事では、「フクシ×アートWEEKs 2024」について紹介しました。
今年度は、例年よりも期間を1週間程伸ばしているため、より長い期間障がい者アート作品に触れることができます。
アートを通じていつもの「まち」がちょっと変わって見えてくるかもしれません。
興味のある会場に是非お出かけください。
■主催:フクシ×アートWEEK実行委員会(事務局:アートスペースからふる)
■実行委員会:鳥取市・鳥取県・鳥取市商店街振興組合連合会・鳥取市中心市街地活性化協議会・十人十色・鹿野第二かちみ園
■特別協力:あいサポート・アートセンター関連サイト:フクシ×アートWEEKs 2024