鳥取に移住して起業！鳥取市の動画制作会社「株式会社ASAGI」代表にインタビューしてみました【ぺんぎんPR】

今回は鳥取県鳥取市扇町にある動画制作・映像制作会社「株式会社ASAGI」をご紹介します。

こちらは、動画制作に加え、YouTubeチャンネルの運用、各SNSマーケティング、SNS広告にも精通しており、豊富なノウハウをお持ちの企業さんです。

代表の西尾篤人氏はなんと、会社を起業するまで鳥取に縁もゆかりもなかったそうです。

そんな西尾氏がなぜ鳥取に来て会社を立ち上げたのか、会社のビジョンや考え、今後の展望についてたっぷりとお話を伺いました。

「株式会社ASAGI」の強み

動画制作や映像制作を主に手掛けられていますが、株式会社ASAGIさんならではの強みを教えてください。

私自身が長年音楽をやっていたのでクリエイティブ的な感性は強い方だと勝手に思っています。

そこの感性を活かしたものづくり、サービスづくりをしていけたらいいなと考えています。

動画を制作する際も、使用する音楽にもこだわり、映像と音楽の両方が、動画自体の雰囲気にマッチするように心がけています。

印象に残っているプロジェクト

これまでの実績の中で、印象に残っているプロジェクトはありますか？

鳥取市のワーケーションをPRするプロジェクトですね。

企画を一から考えて、ミュージシャンの選定も曲もこのミュージックビデオのために作ってもらったりして、結構こだわりました。

自治体というと、こういう毛色の違う企画になかなか踏み切れないところが多いと思うので、OKしてくださった鳥取市に感謝です。 これきっかけで鳥取に関心を持ってくれる人が増えていくことが大切だと思うので、一人でも「なんか鳥取って面白そう」と思って、最初は観光なり、遊びに来てくれたらいいなと思っています。

クライアントについて

実際にどのようなクライアントの方がいますか？

自治体、金融機関、介護業、建設業など幅広い業種の企業様にご依頼いただいています。一貫して新しいことをするのが好きな人、クライアントさんが多い気がします。

クライアントにどのような価値を提供したいと考えていますか？

単に動画を作るだけでなく、目的を理解して本質的なゴールを目指しています。なんのために動画を作ったり、インスタグラムを頑張ったりするのか、目的をしっかり見定めてクライアントと話した上で、最適な提案をして価値を提供していきたい、そう考えています。

「株式会社ASAGI」のビジョン

どのようなビジョンを持って活動されていますか？

「世の中全ての人の世界観を変えるほどのきっかけをつくる」というビジョンを掲げています。

このビジョンは、私自身が様々な偶然と縁によって鳥取という新たな土地に導かれた経験が背景となっています。

“鳥取”で起業したきっかけ

ご出身は大阪という西尾さんが、なぜ”鳥取”で起業したのか、その背景をぜひ教えてください。

もともと大阪で動画制作のチームをつくって活動していたときに、チームメンバーの一人を通じて知り合った方との出会いが大きく影響しています。

その方が鳥取の方だったのですが、すごく魅力的な方でその人柄に感銘を受けました。そこから鳥取に興味を持つようになったことがはじまりです。

また、ちょうどその時が新型コロナウイルス感染症が拡大している時期で、大阪の梅田という中心地があるのですが、いつも人でいっぱいの地下街が、真っ昼間に人ひとりいないような状態で。その光景をみて、人の多い場所にいることのリスクを改めて感じたのです。

私たちの仕事はパソコンとインターネット環境さえあればどこでもできるし、人の少ない地方で働く、暮らすのもいいなという気持ちが出てきました。

これらのことが重なって、鳥取で新たに頑張ってみようという決断をしました。

“鳥取”で事業をするうえで感じるメリットと課題

鳥取で事業をする上で、どのようなメリットを感じていますか？

メリットでいうと、良くも悪くもコミュニティが狭いので、色々な組織の凄い人とすぐ出会えて繋がれるところかなと思います。

逆にデメリットだったり、課題と感じるところはありますか？

デメリットは、都会よりも情報伝達が遅い気がしますね。

インターネットから情報は取れる時代ですが、都会と比べると遅いですし、私たちのやっていることの価値をなかなか感じてもらえない時が稀にあります。そこを含めて情報を提供することが今の課題でもあります。

あと、鳥取にきて初めて聞いたのですが、「煮えたら食わあ」という言葉がありますよね。

このことばの通り、気にはなっているけど、まず自分がやってみようという感じではなく、誰かがやっていて良さそうだからやろうかっていうパターンが多いのかなと思います。

私は真っ先にやりたいタイプなので、関西にいた時は感じなかったことですね。

もちろん、すでに新しいことに取り組んでチャレンジしている企業さんも多くいますが、もっともっと、面白いと思ったことをどんどんチャレンジしていく企業、人が増えてほしいなと思っています。

今後の展望

今後の展望について教えてください。

映像制作がメインですが、鳥取が盛り上がるようなイベントの企画とか廃校を活用した事業にも取り組んでみたいと考えています。

ただ、単発で終わったらあまり意味がないと思うので継続してできるようなものにしていきたいです。

鳥取のみなさんへのメッセージ

ただ映像を作るだけでなく、企画から一緒に入っていくことが得意で多いので、こんな課題があって、何かアイデアが欲しいなという際はお気軽にご相談いただきたいです。

結果的に映像制作ではなく、イベントやりましょう！とかいうご提案になることもあるかもしれないですが、一緒に考えて面白くしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします！

おまけ：代表西尾篤人氏の”鳥取暮らし”

株式会社ASAGI