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ミッションは「自信が持てる子どもを育成する」|イッポラボ合同会社代表にインタビューしてみました【ぺんぎんPR】

今回は、鳥取県鳥取市にあるイッポラボ合同会社(以下「イッポラボ」とします)の事業内容のご紹介と、代表の田中大一氏へのインタビュー内容をお届けします。

「自信が持てる子どもを育成する」を会社のミッションとして掲げるイッポラボは、教育関連事業の教材販売事業、スポーツ運動事業を展開しています。そして、これら事業の利益の一部を使い、海外の子どもたちへ学習道具(ノート、ボールペンなど)を無償提供する国際協力事業にも取り組まれています。

2018年に創業し、日本はもちろん、世界中の子どもたちの成長をサポートされています。

イッポラボの事業紹介①教材販売事業

教材販売事業について詳しく教えてください。

おもちゃコンサルタントが考案した子どもの発達をサポートするオリジナル教育教材の企画、販売をしています。

“おもちゃコンサルタント”というネーミングが面白いですね!オリジナル商品、どれも気になるものばかり・・・!

機能玩具やカード教材など、多様な商品を開発し、オンラインストアや全国の教室などを通じて販売しています。また、地域に根ざしたオリジナル商品を企画、開発し、地元の自治体や施設と連携し、地域活性化にも貢献しています。

イッポラボの事業紹介②スポーツ運動事業

続いて「スポーツ運動事業」について詳しく教えてください。

陸上クラブ
陸上クラブの子どもたち

子どもの運動神経を高める運動教室や、日本トップレベルのアスリートが指導する本格的な陸上クラブ、体幹教室を運営しています。また、スポーツクラブや中学生の部活への講師派遣も行っています。

教室を通して、子どもたちにはどんな力を身につけてほしいと考えていますか。

スポーツ教室を通じて、子どもたちに運動能力だけでなく、メンタル面も同時に育成したいと考えています。

運動能力の向上はもちろん、自信を持って運動に取り組める子どもを育てることを目指しています。そのため、具体的な目標設定と達成感を味わえるような機会を設けています。

ありがとうございます。具体的にはどういった施策をされているのでしょうか?

例えば、当教室では「自信ノート」と呼ばれる記録ノートを作成し、毎回のレッスンで特定のメニューの回数を記録しています。子どもたちは、このノートを見ることで、自分の成長を目に見える形で実感することができます。

この取り組みによって、子どもたちは「自分はできる」という自信を深め、運動に対する意欲を高めています。

実際に、運動会で1位を取りたいと目標を立て、積極的に練習に取り組む子どももいます。

なるほど。自分の成長の記録を「自信ノート」として可視化することで、自然と次なる目標に向かえるようになるんですね・・・!

イッポラボの事業紹介③国際協力事業

続いて「国際協力事業」について詳しく教えてください。

FireShot Capture 060 - 世界を学ぶ旅に出ようーインドスタディプログラムー – IppoLab - ippolab.co.jp
イッポラボが支援している現地学校”Aozora School”

この事業は、もともと教材販売事業、スポーツ運動事業で得た売上の一部を使って、海外の子どもたちに学習道具を無償提供するところから始まりました。2019年から大体100人分の学習道具を毎年インドの子どもたちに提供しています。

この活動を通してインドに行く機会が増え、インドに日本人が来ること自体に価値があるのではないかと思ったタイミングがありました。

何かできることはないかと考えた時に、途上国のスタディーツアーを思いつき、今年から実際に鳥取とインドをつなぐ「スタディプログラム」を始めました。

これまで2回開催し、支援をしているインドの学校や仏教の聖地、現地の村を訪問しました。中学生、高校生、社会人など様々な方が参加してくれて、参加された方達からは、「世界の見方が変わった」や「今後の人生の糧になる」などといった声が上がっていました。

新しい世界を知りたい、今までにない経験をしてみたい、海外に興味がある、などなど、どのような理由で参加してもOKなので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

2024年12月に開催される「第3回インドスタディプログラム」については、下記記事に詳しく記載していますので、まだの方は是非一度、読んでみてください♪

事業をはじめたきっかけ

事業をはじめたきっかけについて、教えてください。

高校時代から教師を目指し、教育大学に進学しました。しかし、大学1年生のときにカンボジアでボランティア活動に参加したことが、私の考えを大きく変えました。

大学の友人の父親で、私費で学校を建設された方のお話を聞き、その開校式典に参加したのですが、途上国の子供たちや保護者の方々の喜びを目の当たりにし、国際協力の分野に興味を持つようになりました。

この経験から、将来は地域教育の改善に貢献できるような仕事がしたいと強く思うようになり、現在の事業につながっています。

「自信が持てる子どもを育成する」を実現するために

会社のミッションである「自信が持てる子どもを育成する」を実現するために大切にしていることはありますか。

子どもとの対話は大事にしています。大人と子どもという対立する存在ではなく、一人の人間として尊重し、意見を聞いて会話をしています。目線を合わせて丁寧に話を聞き、ともに考え、ともに成長していきたいと考えています。

また、社内の行動指針のようなものを4つ定め、社員に共有しています。

<イッポラボ コアバリュー>
誠実であろう
チームワークを発揮しよう
世界規模で行動しよう
仕事を楽しもう

イッポラボ-経営理念

金銭的な利益ももちろん大事ですが、教育の価値そのものを重視し、子どもたちの成長を第一に考え、サポートしていくことを目指しています。

”自信を持つ”ことの重要性について、どうお考えですか。

自信を持つことは、「やりたいこと」を実現するための原動力となります。自信がある人は、失敗を恐れず挑戦できたり、困難な状況でも簡単に諦めない、自分自身の可能性を信じることができると思います。

確かに、子どもだけでなく大人にもいえることだと思います。出来る・出来ないではなく、”自信を持つ”ことで、自己肯定感も上がりますよね。

そうですね。特に日本の現代社会では、SNSの発達により、他者との比較が容易になり、自己肯定感が低くなってしまう傾向にありますが、イッポラボでは、比べるのではなく、自分自身を信じ、自分の可能性を最大限に引き出す”ことの大切さ」を伝えるようにしています。

国際協力事業で得た、”気づき”とは

国際協力事業で学習道具を届ける活動を通じて感じたこと、気づきはありましたか?

途上国の子どもたちへの学習道具提供活動を通じて、単なる物資の提供だけでなく、子どもたちとの心の繋がりや、長期的なパートナーシップの構築の重要性を学びました。

まず、文房具などの物資提供が、子どもたちの学習環境、学習意欲を大きく改善していることを実感しました。

また、物資提供だけでなく、子どもたちとの間に深い心の繋がりを感じています。毎年訪問するインドの支援先では、子どもたちが感謝のメッセージを書いてくれたり、名前を覚えていてくれたりするなど、温かい交流が生まれました。

インド1
インドの子どもたちと

5年間の継続的な支援を通じて、単なる支援者と受け入れ者の関係を超え、インドの子どもたちの教育を共に支えるパートナーとしての信頼関係を築くことができ、今後の新たな事業展開の可能性にも繋がっています。

素晴らしいと思います。イッポラボさんの活動が現地の方々に伝わり、信頼関係が構築できたからこそ、また新たな支援活動に繋がっていくのですね・・・!

そうですね。今後、インドでの運動教室展開なども考えたりしていますし、より幅広い支援活動へと繋がるきっかけとなっています。また、現地での活動においても、スムーズな連携や協力体制が築かれ、効率的な運営が可能になりました。 

それから、一つのことを継続的に行うことの重要性を改めて認識しました。長期的な支援が、子どもたちとの信頼関係を深め、より大きな成果に繋がることを実感しました。

このように、人間同士の信頼関係が、活動の成功に不可欠であることを学びました。心の通い合いが、より効果的な支援へと繋がると思っています。

今後の展望について

最後に、今後の展望について教えてください。

まず、会社規模の拡大を目指し、売上目標として億単位を掲げています。これは、より多くの子どもたちに教育の機会を提供し、社会への貢献度を高めるためです。

次に、グローバルな組織へと変革を目指しています。

具体的には、スタッフの多様化を図り、海外にも拠点を設けることで、国際的な視野を持った組織へと成長させたいと考えています。

「イッポラボ」という社名は、「一歩」を意味し、子どもたちの成長を後押ししたいという想いが込められています。この想いを具現化するため、国籍や年齢を問わず、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まり、活発に議論できるような、いわば「ラボラトリー」のような組織を目指しています。

私たちが最終的に目指すのは、多くの人々に愛される会社になることです。

日本人だけでなく、海外の人々からも「イッポラボ」という名前を聞くと、共感や信頼を感じてもらえるような、魅力的な組織でありたいと考えています。

取材後記

今回の取材を通して、代表田中さんの日本、そして世界の子どもたちへの熱い想いがひしひしと伝わってきました。

一人でも多く自信を持って行動できる子どもが増えて、「やりたいことに挑戦する」ことが当たり前の社会にしたいと話されている姿が印象的でした。

また、ここで書ききれなかった小さい子どもの玩具選びのポイントや家庭でできる子どもの学びをサポートする方法なども伺いましたので、別記事で紹介したいと思います。

イッポラボ合同会社

会社名イッポラボ合同会社
拠点鳥取県鳥取市
代表田中大一(おもちゃコンサルタント、高校教員免許状取得(英語・仏語))
創業2018年5月
主な事業内容教育関連事業、国際協力事業
関連リンクHPECサイトインドスタディプログラム

※記事内に記載している情報は、取材時点でのものです。

最新の情報は直接お問い合わせください。

また、写真の無断転載、使用を禁止します。

#子育て #PR

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