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【気高町】小豆たっぷりな貝がらもなか〜有限会社ふね〜
はじめに
鳥取県気高町で長く愛され続けている和菓子といえば、「貝がらもなか」。
今回ご紹介する有限会社ふねは、昭和46年の創業から変わらぬ製法でこの看板商品を作り続けている老舗和菓子店。丁寧な手仕事と素材へのこだわりが詰まった一品は、贈り物にもおやつにもぴったりです。本記事では、ふねの歴史や魅力、実際に食べた感想を交えながら、味の秘密に迫ります。
有限会社ふねについて

有限会社ふねは昭和46年(1971年)創業。50年以上にわたり、地元鳥取市で和菓子づくりを続けてきた歴史あるお店です。店舗には駐車スペースもあり、遠方から訪れるお客さまも立ち寄りやすいのが嬉しいポイント。
ふねの代名詞ともいえる「貝がらもなか」は、創業当時からほとんど製法を変えずに作られています。大量生産では決して出せない、丁寧な手作業の温度がそのまま味に現れているのが特徴。最中の皮を焼き上げる工程から中に詰める餡まで、ひとつひとつ職人さんの手で仕上げられています。
また、ふねでは「なんだ貝なぁ」「いがいな貝」など、遊び心のあるネーミングの和菓子も人気。どれも地元の海をイメージした商品で、見た目にも楽しく、手土産にも喜ばれるラインナップです。
食レポ
貝がらもなか


手に取った瞬間、思わず「おっ」と感じるほどずっしりとした重量感。中にはたっぷりの小豆が詰まっていて、食べる前から満足度の高さが伝わってきます。
最中のパリパリ感は控えめで、どちらかというと しっとり系の上品な口当たり。

小豆は甘みがしっかりあり、ところどころに 水飴のコクが感じられ、まるで薄い羊羹を食べているような濃厚さがあります。
食べごたえがあり、1個でしっかり満足できる贅沢系の最中です。
なんだ貝なぁ



外側の生地はほんのり固めで、かじると心地よい噛みごたえ。中の餡は しっとりなめらかで、口に広がる 小豆の優しい甘みと、そこに香ばしく寄り添う 黒胡麻の風味がとても良いバランスです。
素朴ながらも香り豊かで、後味まで楽しめる一品。
いがいな貝



噛んだ瞬間、ふわっと 紫芋の甘い香りが口いっぱいに広がって驚くほど風味豊か。
紫芋の餡と小豆餡の組み合わせが抜群で、甘さはしっかりあるのに重すぎず、食べやすい仕上がりです。生地は特に 底の部分がやや硬めで、しっとりとした餡との対比がアクセントになっています。
「いがい」どころか、期待以上に美味しい貝菓子です。
おわりに
有限会社ふねの和菓子は、「変わらない美味しさ」をずっと守り続けてきたお店ならではの温かさがあります。機械化が進む時代においても手仕事を大切にし、ひとつひとつ丁寧に作られている姿勢が、味わいとしてしっかり伝わってくるのが魅力です。
鳥取市へ訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてほしい老舗の一つ。駐車場もありアクセスも良いので、ちょっとした手土産や、自宅でゆっくり味わうお茶菓子としてもおすすめです。
店舗情報
| 店名 | 有限会社ふね |
| 住所 | 鳥取県鳥取市気高町浜村442-11 |
| 営業時間 | 8:00〜18:00 |
| 定休日 | 毎月1日、11日、21日(年末年始の営業については確認が必要) |
| 駐車場 | あり |
| 関連リンク | 公式サイト |
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