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【鳥取市東町・仁風閣】江戸時代後期に作られた日本庭園・宝隆院庭園の紅葉をレポート

鳥取城跡の一部であり、現在大規模改修中の重要文化財「仁風閣」と芝生つたいの庭園となっている、日本庭園の「宝隆院庭園」を訪れました。

江戸時代後期に造園された貴重な庭園で、改修中で閉館となっている仁風閣の施設内でも観覧可能なエリアとなっています。

10月の終わりから11月にかけては、庭に植えられた樹木や後ろにそびえる久松山の紅葉とともに鑑賞できます。季節限定の景観についてレポートしましょう。

宝隆院庭園とは

江戸時代後期、鳥取城の一部に造園された「池泉回遊式庭園」です。鳥取藩池田家11代藩主の未亡人であった「宝隆院」という女性の住居にあったことから、この名前がついたようです。

隣接する茶室の「宝扇庵」とともに、鳥取城の構造物として現存している貴重な資料でもあります。

「池泉廻遊式庭園」とは日本庭園の様式の一つで、池を中心に周辺に樹木や石を配置し、周囲を回遊しつつ景観を楽しむ仕組みのお庭です。

明治末期以降は仁風閣から芝生続きの庭園となりました。令和7年現在、仁風閣は文化財保全修理中で長期閉館となっていますが、宝隆院庭園は自由に観覧することができます。

宝隆院庭園の様子

修復された「鳥取城中の御門」から入っていくと、仁風閣の裏手にある庭園入口が見えてきます。入館時間は9:00〜17:00で、周辺には鳥取城の構造物や歴史に関する解説板が多く設置されています。

庭園入口付近からの景観です。後ろにある仁風閣は、現在修復のために全体が保全用の建物で囲まれています。庭園の紅葉と修復の様子は、今しか見られない貴重な光景ですね。

池は鶴を意味し、中にあるちいさな島が亀を意味しているのだそうです。池の奥には滝が組まれており、今でも小さな流れが池の中に注いでいます。

庭園から久松山を望むスポットです。石垣と紅葉し始めた山、池の端の木々のバランスが季節特有の風景を作っていますね。

場所によっては池の水が鏡のようになって周辺の景色が映り込みます。修復中の建物も映っています。仁風閣の修復が完了したあとに、どんな光景が見られるのかも楽しみですね。

宝隆院庭園鑑賞と紅葉まとめ

この記事では、鳥取城址の一部であり仁風閣の庭園でもある江戸時代の日本庭園「宝隆院庭園」について紹介しました。時期的に紅葉スポットとしても楽しむことができます。

鳥取城は、日本各地に残るお城の中でも構造上貴重なものや江戸時代から残る遺構も多いことで有名です。こちらのお庭も、庭園の様式や歴史的価値を知る上で大切な遺産であるといえます。

近年では、紅葉の季節に訪れる外国人観光客の方や、近隣の写真館から七五三の出張撮影にやってくる家族連れなどにも人気のようです。日本の伝統文化が現在のニーズと溶け合っているといえそうです。

そうした意味でも、鳥取市の方の手で今後も長く大切にしていきたいと思う見ごたえある庭園でした。

住所鳥取市東町2-121
観覧可能時間9:00〜17:00
関連リンクとっとり旅
#鳥取市 #スポット #観光

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