【鳥取県八頭郡若桜町】革製品の製造、販売、オーダーメイド受注を行う工房･若桜革工房DearDeer(ディア ディア)

八頭郡若桜町で、鹿革や牛革製品の製造と受注を行う工房です。店舗内には工房と商品の陳列スペースがあります。

野生動物である鹿は、革の状態が一つひとつ異なるのが最大の特徴です。だからこそ独特の風合いを生み出せます。お店に並んだ革製品や、工房の様子についてレポートします。

Deardeer･店舗の様子

若桜の道の駅「桜ん坊」から道路を挟んだ向かい側にある、木製の看板が目印の平屋の建物です。「革」という文字と営業時間が書かれたものと、「Dera Deer」と書かれた2つの看板があります。「Dear Deer」とは直訳すると「鹿のために」という意味になりますね。

店舗前に若干のスペースがありますが、道路が近いため、駐車する際には十分ご注意ください。

Deardeer･店内の様子

入口を入ると、頑丈なガラス窓の引き戸の前に玄関のようなスペースがあります。靴のまま入っても大丈夫なようです。

店内には、鹿革や牛革で制作されたアクセサリーやバッグ、小銭入れなどさまざまな商品が陳列されています。

一つひとつのグッズは微妙に色合いや質感が異なっていて、デザイン的には近くてもオリジナリティが非常に高い印象を受けます。

この他に、鹿の革を加工したスキンケアグッズも販売されていました。製品のオーダーメイドも受けているようです。

スキンケアグッズに関しては公式サイトを参照ください。

Deardeerまとめ

この記事では、鳥取県八頭郡若桜町にある革製品の工房「Dear Deer」を紹介しました。原材料となる鹿の革は、若桜町で獲れたものが中心のようでした。

野生動物である鹿の皮は、個体差による違いや生前受けた傷などにより加工に手間がかかるため、2025年現在廃棄されるものがほとんどなのだそうです。

そうした鹿の皮を無駄にしないために、丁寧に鞣して「革」の状態にすることで、さまざまな品物を制作している工房でした。店内では商品を自由に手に取ることができます。ぜひお店を訪れて、それぞれの質感や風合いを体感してみてください。