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鳥取市のガバメントクラウドファンディング第3弾・子どもたちに特別な体験を届けるためのプロジェクト!
家庭環境や経済事情によって体験の場を得られない子どもたちのために「第三の居場所」を提供するための鳥取市のガバメントクラウドファンディングが令和7年10月6日から始まっています。
貧困などを原因に困難な生活を送る子どもたちに「当たり前の生活」を過ごしてもらうための取り組みです。令和6年度に続いての3回目の挑戦となる鳥取市のクラウドファンディングについて紹介します。
困難を抱える子どもたちへの第三の居場所の必要性

鳥取市が行うガバメントクラウドファンディング「子どもたちに夢と希望を!家庭環境や経済事情によらず、特別な体験を届けたい」は、貧困や片親家庭などの理由で生活にさまざまな困難を抱える子どもたちを支援するための取り組みです。
「子どもの貧困」が社会問題化したのは2010年ごろからですが、鳥取市においても依然として未解決の問題のままです。毎日食事が取れない、入浴の機会が少ない、衣類を洗濯してくれる人がいないなど、本来なら当たり前の生活を送ることができない子どもが大勢います。
今回のクラウドファンディングでは、家庭と学校に次ぐ「第3の居場所」を運営し、専属スタッフが食事の提供や宿題の支援、アウトドアを一緒に体験することなどを目的とします。
ふるさと納税での応援と寄付金の使い道

鳥取市のガバメントクラウドファンディングに賛同する方は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から電子マネー決済などの方法で寄付金を送ることができます。
ふるさとチョイスの鳥取市クラウドファンディングページ内の「ふるさと納税で応援」バナーをクリックすることで、任意の金額を寄付できます。
ちなみにこのプロジェクトには返礼品はありません。子どもたちの生活改善や生き生きと成長していく姿を見せることを持って、お礼に代えられるようです。
寄付金は事業資金として使われます

ふるさとチョイスから寄付された資金は、「鳥取市こどもの第3の居場所事業」を運営するために利用されます。普段体験できない特別な経験、「日常にない特別な体験」を実施する資金です。
令和6年度のプロジェクトでは、集まった資金をもとに大山森の国でバーベキューやアスレチックをしたり、宿泊旅行を行いました。
食事や風呂を提供する施設は、240日間開所され、毎回20:00まで多くの子どもが交流や体験をする場として訪れました。
鳥取市ガバメントクラウドファンディングまとめ

この記事では、鳥取市が行うふるさと納税型クラウドファンディングについて紹介しました。日常生活に困難を抱える子どもたちに居場所を提供したり、貧困などが理由で体験活動の機会を持てなかったりする子どもたちへの支援を目的としています。
ふるさと納税型の寄付活動のため、2,000円以上の支援をした場合、金額に応じて所得税や住民税の控除や還付が受けられます。
集まったお金は、目標金額に届かなくても子どもたちの居場所作りやアクティビティのために活用する予定です。最低2,000円から電子決済などを通して寄付できるクラウドファンディングです。ぜひ、活動支援に参加してみてください。