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鳥取市周辺の保育園入園準備ガイド。申し込み開始日時や年齢ごとに用意しておくものを解説
初めての子供が保育園に入るときは、どうやって入園を申し込めばいいのか、何を準備したらいいのか分からず戸惑うママも多いのではないでしょうか。
保育所入所には、家庭の状況に応じて複数の書類を準備しなくてはいけません。また、申し込み可能な期間も限られています。翌年度4月1日付けで入園したい場合には、早い時期から情報を集めておかなくてはいけません。
加えて入園する時の年齢によって必要な準備品は異なり、またどの保育園に入るかによっても微妙な違いが出てくるものです。
そこで、鳥取市周辺で子供が保育園に初めて入園する家庭を対象に、申し込みの手順や準備しておくものについてまとめました。
鳥取市の保育園入園申し込み開始日
保育園への入園申し込みの開始日時は、鳥取市ホームページで毎年確認することができます。
令和6年度の場合は、令和5年10月10日にホームページに情報が掲載されていました。そのため、10月ごろになったらサイトをチェックするようにすると見落としする心配がなくていいでしょう。
令和6年4月1日付けで入園したい場合の申し込み期間は、令和5年10月23日(月)~令和5年11月15日(水)まででした。年ごとに変化はありますが、おおむね10月の第3月曜ごろから申し込み可能なようです。
申し込み手続きの手順
希望の保育園に入園申し込みをする手順です。
- 必要な書類を揃える
子供のための教育・保育給付認定申請書兼保育所等入所申込書、家庭状況調査、保育所等の利用に関する確認書、保育ができないことを証明する書類、保育料の算定に必要な書類、マイナンバー申告書。
※代理人申請またはひとり親家庭の場合は異なります。詳しくは鳥取市ホームぺージでご確認ください) - 必要な書類が揃ったら、第一希望の保育所の受付に提出する
(※4月2日以降に入園する場合は、鳥取市役所幼児保育科および各総合支所市民福祉課が窓口になります。)
入所申込書は市役所または各総合支所で受け取ることができます。家庭状況調査書、保育所等の利用に関する確認書は鳥取市ホームページからPDFダウンロードが可能です。両面を印刷して記入してください。
保育ができないことを証明する書類は、各家庭によって準備しなくてはいけない書類の種類が異なります。就労中なのか、介護中なのかなど状況に合わせて作成してください。
保育料算定が必要な場合の準備
保育料算定に必要な書類は、鳥取市在住の場合市が納税額を確認できるため、基本的に提出の必要はありません。
しかし、以下の場合には各種証明書などが必要になります。
- 納税額が確認できない場合
- 保護者が市外に在住している場合
- きょうだいが幼稚園等に入園している場合
- 入所希望児と同世帯に障害者がいる場合
こうしたケースでは、保育料の減免措置などを行うために、各施設から発行される証明書等が必要です。忘れずに準備するようにしましょう。
初めて保育園に入る場合の年齢別準備品リスト
保育園に入園する場合、園に毎日持っていくものやストックしておかなくてはならないものの準備が必要になります。
何歳の時点で入園するのかによっても、必要なものは変わります。しかし、具体的になにを準備しなくてはいけないのかは、各園によって異なり、鳥取市が設けた共通の基準のようなものはありません。
具体的に必要な準備品は入園が決まった後園から案内が来るはずですが、複数の園を参考に準備品のリストを作ってみました。参考にしてください。
0歳児クラス
0歳で入園する場合、まだまだ小さな赤ちゃんのためもっとも準備品の数が多くなります。
- 紙おむつ、紙パンツ
- おしりふき
- タオルやハンカチ数枚
- 着換えのストック3~4組み
- 沐浴用のバスタオル
- 粉ミルク
- 哺乳瓶
- 食事用と普段用のエプロンまたはベビースタイ
- 汚れもの入れとしてのビニール袋
- お昼寝布団
- タオルや哺乳瓶を入れるためのバッグ
紙おむつやおしりふきは園にストックしておく場合が多く、他の子供との混同を防ぐためにそれぞれ名前の記入が必要になります。
着換えのストックもこまめにチェックしておかないと、園の衣類を借りなくてはならなくなってしまいます。自分の子供の割り当てられた収納コーナーを確認して、入るだけの量を常に準備しておきましょう。
1、2歳児クラス
ります。また、0歳児とは異なり歯磨きも自分でするようになるため、コップや歯ブラシも毎日持っていかなくてはいけません。
1、2歳クラスの準備品リストです。
- トレーニングパンツ
- 通園バッグ(ハンカチ、コップ等を入れる)
- お昼寝用の着換え
- 上下分かれる衣類と靴下のストック
- 外遊び用の上着(※安全のためにフードのないもの)
汚れもの用のビニール袋、お昼寝用の布団などは0歳児クラスと同様に必要です。しかし、1、2歳児の場合はお昼寝のとき掛け布団が必要になるケースが多いでしょう。0歳児ごろはバスタオルを上掛け代わりにすることもあるからです。
3歳児クラス
3歳児クラスになると、着替えや登園してからの準備などを自分でやるようになるため、必要なものは子供が自分でリュックなどに入れて登園するケースが多くなります。
トイレトレーニングも完了時期に近づくため、紙おむつなどが要らなくなるのもこのころです。毎朝準備する品物の量がぐっと減る一方、子供はまだ自分で自分のものの管理が上手にできません。
毎朝の親子での確認が大切になります。3歳児クラスの準備品リストです。
- 荷物入れのリュックやバッグ
- お昼寝用パジャマとパジャマ入れ
- 箸
- ハンカチ、ティッシュ
- お便りばさみ
- 出席ノート
これらに加えて、0歳児の頃からと同様に着替えのストックや汚れもの入れも必要です。
認定こども園との違いはあるのか
鳥取市では、保育園と認定こども園の入園申し込みの手順に、ほとんど違いはありません。申し込みの窓口が、必ず各認定こども園になっていることに注意しておけばいいでしょう。
しかし、4月2日以降の入園を希望する場合、前年度のいつまでに申し込みを済ませなくてはならないかは各園によって異なっています。具体的な日時は、直接認定こども園に問い合わせる必要があります。
公式ホームページで情報を公開している場合もあります。まずは希望の認定こども園が公式ホームページを持っているかチェックしてみてください。
初めての保育園入園準備はスケジュール作成から
子供が初めて保育園に入る、あるいはきょうだいの年齢が離れていた、きょうだいは幼稚園に入園した、などの場合には入園準備で焦らないようにスケジュール作成から丁寧に行いましょう。
鳥取市ホームページには必要な書類の案内はありますが、窓口で受け取らなくてはいけないのかダウンロードが可能なのかそれぞれ異なります。
両親の仕事や納税状況によって、用意する証明書や申請書はさまざまです。申し込みぎりぎりになって焦らないためにも、受付が始まる10月より前からホームページを確認するようにしてください。
何月何日にはどこにどんな証明書を取りに行く、何月何日にはどこに何を購入しに行く、など自分なりにスケジュールをまとめておくと安心です。
どうしても分かりづらいことがあれば、
鳥取市 こども家庭局 こども未来課
0857‐30‐8232
などの窓口に問い合わせてみてください。子育て情報を得ることができます。