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【AEDマップ】鳥取市周辺でAEDの設置された場所を探せる地図情報サービスです
「とっとり地図情報サービス」というものがあります。鳥取市内の公共施設や学校、バスマップやハザードマップについて検索できるサイトです。この中に「AEDマップ」の機能が入っています。
緊急時の救命措置のために必要な機器ですが、どこにあるのか分からないといざというとき役に立ちません。
この記事では、AEDの仕組みや目的とともに、鳥取市地図情報サービスの中のAED設置場所機能の使い方について解説します。
AEDマップの使い方

AEDマップを使う前に、利用規約に同意する必要があります。設置してある施設の開館時間内でなければ使えなかったり、以前設置されていたものが撤去されたり、事情があって使用できない状態になっている場合があるからです。
とっとり市地図情報サービスの「AED設置場所」を開くと、まずその注意書きが現れます。「同意する」をクリックして利用を開始してください。
同意するとこのような画面が表示されます。

地図情報は画面を移動することで異なる地域を表示できます。住所を入力することで、任意の場所の近くに設置されたAEDを検索することも可能です。
いくつかポイントをクリックしてみましたが、設置場所の多くは学校や個人病院や保育園であるようです。ショッピングモールなど、人が大勢集まる場所にも設置されている場合が多いようです。
鳥取市ホームページからもAEDマップを使用できます

鳥取市ホームページの「防災・安全」のページから「AEDマップについて」というページに飛ぶと、AEDマップを表示するためのQRコードがあります。スマートフォンやタブレットのカメラで読み込むことで、とっとり市地図情報サービス内のAEDマップを開くことができます。詳しくはこちらのページを参考にしてください。
AEDの仕組みと設置の意図

「AED」とは「自動体外式除細動器」という名称の機械で、心停止に至った方の早期救命を目的として公共施設や任意の民間施設、店舗などに置かれるものです。「心停止」とは心臓が痙攣している状態のことで、本当に心臓が止まってしまうわけではありません。
しかし、痙攣している状態では心臓から血液が送り出されず、脳梗塞や心不全の原因となります。AEDは心臓の痙攣をいち早く取り除き、心停止になった方の生存率を高めるため、誰でも簡単に使用できるように考案された機械です。
AEDは機械の指示に従って誰でも簡単に使用できます
突然目の前で人が倒れた場合、AEDを使ったほうがいいのか判断できないかもしれません。AEDは機械の蓋を開けると、電子音声や光で使用手順を指示してくれる仕組みです。
もし、意識がない理由が心停止でない場合、機械が判断して使用を止めるように教えてくれます。心停止の状態である場合には、心臓の乱れた電気信号を整えるように治療を行います。
心肺蘇生が遅れるほど、生存率が低くなり、脳機能損失のリスクが増えます。速やかな救命措置を誰もが意識しておくことが重要です。
鳥取市のAEDマップの使い方まとめ
この記事では、とっとり市地図情報サービスの中のAEDマップの使い方について解説しました。鳥取駅を中心に5km四方の範囲で多くの設置場所を確認できました。
心停止に至った場合、処置が1分遅れるごとに生存率が下がっていきます。心肺蘇生措置を行わないと、そのリスクはさらに高くなります。そのため、AEDは「現場から片道1分以内」の場所に設置することが理想とされます。
鳥取市内にも多くの場所にAEDが設置されています。緊急時に設置場所を確認するためにも、鳥取市のホームページからAEDマップを開くことができることを知ってください。早期救命のために、一人ひとりが自分にできることを意識することが重要です。