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「プレコンセプションケア」って知ってる?ー未来の自分を大切にする新しい健康習慣ー

「最近なんだか疲れやすい」「夜ふかしが増えてしまう」「ついついお酒を飲みすぎる」――。

みなさんは、そんな日常の小さなサインに心あたりはありませんか?

目まぐるしく変化する現代社会。仕事や家庭、人間関係など、日々の忙しい生活に追われて、自分の体のことを後回しにしてしまう人は少なくありません。

そこで今、注目されているのが 「プレコンセプションケア」です。

この記事では、「プレコンセプションケア」の基本から、鳥取県でのサポート、そして今日からでも始められる実践ポイントをご紹介します!

プレコンセプションケアってなんだろう?

プレコンセプションケアとは?

プレコンセプションケアは、今の自分たちの健康増進はもちろん、将来、元気に過ごせる健康寿命を延ばしたり、将来の子どもたちの健康増進にもつながる、近年注目されている考え方のひとつです。

「プレコンセプション(Preconception)」=妊娠前 「ケア(Care)」=健康管理

直訳すると「妊娠前からの健康管理」ですが、実際はもっと広い意味を持っています。

性別に関係なく、未来のために、今の自分の健康づくりをする。若い世代に必要なヘルスケアなんだね!

なぜ今、プレコンセプションケアが大切なのか?

現代社会を生きるわたしたちは、日々の仕事や学業に追われ、忙しい毎日を過ごしているからこそ、つい自分の体のことを後回しにしてしまいがち。「今の健康」 を意識する機会は意外と少ないものです。

・忙しくて食事が偏りがち
・睡眠不足や運動不足が続いている
・ストレスをうまく解消できていない

こうした小さな生活習慣の積み重ねで、わたしたちの体はつくられています。
ちょっとした習慣の違いが、数年後の自分のコンディションや、やりたいことを思いきり楽しめるかどうかを左右するのです。

だからこそ、特別なことを始めるのではなく、まず「今の自分を大切にすること」
それこそが本質であり、これからの人生をより健やかに心地よく過ごすための第一歩につながります。

今日からでも実践できる、日々の習慣の見直し。
今このタイミングで意識して始めることに、大きな意味があります。

プレコンセプションケア
出典:鳥取県公式サイト

鳥取県でも若い世代からの健康づくりをサポート

鳥取県では、若い世代が自分の体と向き合えるよう、さまざまなサポートに力を入れています。

単に病気を予防するだけではなく、ライフステージに応じた健康支援を通して、それぞれの段階に合わせた健康づくりを推進しています。

鳥取県では、若い世代からの健康づくりを応援するサポートが充実しています!ぜひ活用してみよう!

鳥取県の取り組み①:「今から始める!いつかはパパママ」出前講座

鳥取県では、将来の妊娠・出産を見据えた正しい知識を身につけ、自分らしいライフプランを考えるきっかけとして、「今から始める!いつかはパパママ」出前講座を開催しています。

  • ライフステージごとの健康管理の大切さ
  • 生活習慣の見直し方
  • 将来の選択肢を広げるための知識

などをわかりやすく学べる講座で、妊娠を考えている人だけでなく、「今の自分の健康をより良くしたい」という人にもおすすめです。

鳥取県の取り組み②:相談窓口「とりともっと」

思春期の悩み、妊娠・出産や子育てに関する不安を相談できる窓口、「とっとり子育て・女性健康支援センター『とりともっと』」も開設しています。

ここでは、一人ひとりの悩みに寄り添い、体や心に関するさまざまな相談に応じており、LINEでも相談できるので、気軽に利用できるのが魅力です。

まずはプレコンチェックシートで「今の自分」を知ろう

また鳥取県では、若者の健康意識を高めるための「プレコンチェックシート」を提供しています。

これは、自分の生活習慣や体の状態を簡単にチェックできるシートで、

  • 睡眠は足りている?
  • 野菜を食べてる?
  • ストレス感じてない?

といった生活習慣をセルフチェックできます。

いくつ○がつくかな?ぜひお友達や家族と一緒に、やってみてね!

プレコンチェックシート
出典:鳥取県公式サイト

今日からできる3つの健康習慣

「プレコンセプションケア」は、日々の生活や健康と向き合うセルフケアでもあります。

今日からできる3つのステップをご紹介しますので、これを読んだ方はぜひ、少しずつでも日常に取り入れてみてくださいね!

1.食生活を整える

・1日3食、主食、主菜、副菜を意識して摂る
・間食はひかえめに
・アルコールはほどほどに

2.運動・睡眠・ストレスケア

・ウォーキングやストレッチなど軽い運動から始める
・睡眠は6〜8時間とれるようにする
・ストレスは、書く、話す、動くなど自分にあったもので発散する

3.自分の健康を見える化

・定期的に健康診断を受ける
・定期的に歯科検診を受ける
・血圧、体重を記録する

まずは小さなことからコツコツと。どれかひとつでも、日々の生活に取り入れてみよう!

まとめ ー未来のために、まず「今の自分を」大切にしようー

「今は元気だから大丈夫」ではなく、これからもずっと健康でいるために、今できることを少しずつ始めてみませんか?

食事や睡眠、ストレスとの付き合い方など、日常の中にヒントはたくさんあります。

#暮らし

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