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【八頭郡智頭町】地域の拠点及び世界へ繋がる窓口としての図書館・ちえの森本ちづ図書館

鳥取県八頭郡智頭町に、2022年11月新規オープンした「ちえの森ちづ図書館」に行ってきました。高齢者から子育て中のお母さんまで、年齢を問わず地域の拠点として利用されています。個性的な蔵書の配置や交流活動によって「世界へ通じる窓口」となることを目指す、智頭町の新しい図書館についてレポートします。

図書館の様子・外部

図書館の入り口横に置いてあった薪の壁です。こちらは、以前開かれたワークショップで地域の子どもたちが製作した「薪アート」だそうです。

館内の扉から外に出ると、縁側のような席と小さな水場が設置してあります。伺ったのは8月で気温の高い日でした。水の流れる音を聞いて、水面の揺らぎを眺めているだけでも、涼しさを感じられます。

図書館の様子・館内

玄関から入ってすぐの「季節のおすすめ」コーナーです。夏休みにちなんで、「夏」と「青」に関わる小説がたくさん展示されていました。

こちらは、有志の方による自分のおすすめの一冊を詞書とともに展示した棚です。絵本や青春小説、童話ではないアンデルセンの作品など、多岐に渡っています。

絵本もたくさんありました。奥の方にはお子さんが座って本を読めるキッズコーナーも設置されています。

こちらはソファ席です。コンセントもあり、パソコンなどを繋ぐこともできるようです。

こちらは図書館のすぐ近くを走る「智頭急行」に関するコーナーです。座席や乗務員の制服、特急列車についての資料が展示してありました。このほかに一人用の「書斎」コーナーや勉強および読書のためのテーブル、ガラス張りのフリースペースや畳敷きのテーブル席など、いろいろな読書コーナーが設けてあることが印象的でした。

図書館の利用について

出典 ちえの森ちづ図書館公式HP フロアマップ

館内は飲み物のみ持ち込み可能です。玄関右横に飲み物の自動販売機があります。コーヒーなどを購入して、蓋をした状態なら席に持って入ることができます。

入口左横の「つどいの部屋」でなら持参したお弁当を食べられます。館内ではあまり大きな声を出さないほうがよいのですが、会話が制限されているわけではないようです。入館者同士や司書の方とにぎやかに会話する声が聞こえました。小さなお子さんが騒ぐのが気になったら、フリースペースの中に入れば声が響きにくくなるため安心です。

智頭町以外に在住の方でも貸出は可能ですが、返却はちづ図書館のみです。県立図書館や市立図書館の返却ボックスに投函することはできません。ご注意ください。

ちえの森ちづ図書館まとめ

この記事では、八頭郡智頭町の新しい図書館「ちえの森ちづ図書館」を紹介しました。読書席の種類が豊富なことと、地域に関する資料や世界に目を向けるための書籍が数多く並んでいるのが特徴的です。

交流活動の拠点にもなっているようで、「つどいの部屋」では映画上映会やワークショップが開かれていました。地域の方たちの囲碁クラブが開かれたり、国際問題について考える会が開かれたりなど、自分の暮らす街を世界につなげていく重要な拠点としての図書館だと感じました。

住所鳥取県八頭郡智頭町智頭2090番地1
開館時間9:30~18:00(土曜、日曜は17:30まで)
休館日月曜、月末、盆、正月
関連リンクちえの森ちづ図書館公式HP

※記事内に記載している情報は、取材時点でのものです。

最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。

また、写真の無断転載、使用を禁止します。

#智頭町 #子育て #お出かけ

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