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しゃんしゃん祭りの傘踊りに新しい振り付けが登場!独創的な「連」を3つ紹介します

鳥取市の夏の風物詩といえば、「しゃんしゃん祭り」とそこで踊られる「傘踊り」です。伝統的に2種類の曲目と決まった振り付けがありますが、新曲「シャンシャンシャングリラ」の登場以降は、あくまで型に囚われない自由な振り付けも増えています。しゃんしゃん祭り以外にも活動の場を広げる、新たなパフォーマンスチームを3つ紹介します。
しゃんしゃん祭りと傘踊りについては、こちらの記事も参考にしてください。
百花繚蘭
鳥取市に拠点を置く傘踊りのチームです。お祭りやイベントでは青と白を基調とした揃いの衣装を着用します。「きなんせ節」や「平成鳥取音頭」の曲に合わせ、2人で向き合って踊ったり、傘を片手で回したり、フラッグを掲げるなどオリジナルな演出を披露します。傘踊りの伝統を受け継ぎながら、随所に自由な発想を取り入れた踊りが特徴です。
翠嵐-suiran-
2025年度で結成7年目になる傘踊り連です。J-POPに合わせた独自の振り付けや、アーティスティックな舞台演出が特徴です。
傘という道具によってどうしても上半身に偏りがちだった振り付けに、ジャンプやステップの要素を加えることで下半身のダイナミックな動きを取り入れました。もともと華やかな傘のデザインをさらに引き立てる「舞い」に注目です。
桜道里(おーどーり)
鳥取市を拠点に活動している「よさこい」と「すずっこ踊り」のチームです。傘踊りではありませんが、2006年からしゃんしゃん祭りに取り入れられた「すずっこ踊り」を披露します。
傘踊りには2つウィークポイントがあります。道具が無いと踊れないことと、傘の存在感が大きすぎてどうしても振り付けが制限されるという課題です。
これらをクリアする目的で、すずっこ踊りが祭りに取り入れられました。鈴の付いたヘラ状の道具を両手に持ってしゃんしゃんという音を出します。創作踊りの要素が強く、今までのしゃんしゃん祭りには無かった豪快で斬新な振り付けが魅力です。
お祭りだけじゃない!傘踊りの新しい魅力を発見
この記事では、鳥取市で行われる傘踊りの新しい振り付けについて紹介しました。伝統的な「しゃんしゃん傘踊り」と「平成鳥取音頭」の2種類の振り付けは、基本の動きを繰り返すもので、保育園児から大人まで取り組みやすくなっています。一方で、どうしても踊りが単調になってしまうことが課題でした。
今回紹介した3つの団体は、傘を回す、振り上げるなど、伝統の振り付けを踏襲しつつ、曲目や演出の幅を広げた見どころあるパフォーマンスが魅力です。各地のお祭りやイベントに出演することも多いようです。興味のある方は、ぜひ公式Instagramからスケジュールをご確認ください。