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鳥取市特別支援教育就学奨励費について。対象となる家庭や申請方法を解説します

鳥取市の「特別支援教育就学奨励費制度」について解説します。知的障害や身体障害、発達障害などの理由で特別支援学級に通う子どものための補助金制度です。
対象となる家庭と補助金対象項目、申請方法について説明します。申請を検討している家庭の保護者の方は参考にしてください。
特別支援教育就学奨励費・特別支援学級に通う子の保護者への補助

鳥取市が実施している「特別支援教育就学奨励費」とは、鳥取市立の小学校、中学校、義務教育校の「特別支援学級」に通う子どもの保護者に対し、教育経費負担軽減のために金額の一部を支給する制度です。「通級指導教室」に通う児童生徒の保護者も同じく対象となります。
特別支援学級と通級指導教室の違い
「特別支援学級」とは、特別支援学校ではない一般の小中学校や義務教育校に設けられる知的障害や発達障害、身体障害などを持つ児童生徒のための教室です。
「通級指導教室」は、通常の教室に在籍しているものの、授業の理解や特定の科目の習得に困難を抱える児童生徒に対し、適切な教育指導を行うための教室と言えます。
学校によってクラスの設置方法は微妙に異なりますが、主な違いは以下の通りです。
- 特別支援学級 療育手帳を持った児童生徒が在籍し、障害の特性にあった療育を受けるための教室
- 通級指導教室 普段は通常のクラスで授業を受け、特定の科目だけ個別に指導を受けるための教室
特別支援学級に通う児童生徒の一部は、「放課後デイサービス」などのサービスを利用しなくてはなりません。これは放課後一人で自宅にいるのが難しい子どもたちを保護者が迎えにくるまで一時預かりする施設です。
通常学級に通う児童生徒に比べて、教育費の負担が大きくなりやすい保護者に対し、必要な資金の一部を補助するのが特別支援教育就学奨励費なのです。
支給対象項目と申請方法

特別支援教育就学奨励費の支給対象となる項目には規定があります。また、申請対象となる家庭には各学校から6月頃までに個別に通知が届いているはずです。
どのような経費が支給対象になるのかと、申請の方法について解説します。
支給対象となる教育経費
特別支援教育就学奨励費の対象となるのは以下の項目に関わる経費です。
- 学校給食費
- 通学費(定期券代など)
- 修学旅行費
- 学用品の購入費
- 小中学校の1年生及び義務教育校の7年生に対する学用品購入費
- オンライン学習通信費
具体的な費用は家庭の所得によって異なります。「支弁区分」という段階が設けられており、生活保護基準額をもとに算定された「需要額」と収入額の比率によって支給を受けられる項目が変わります。
詳しくはこちらを参考にしてください。また、生活保護法における生活扶助または教育扶助を受けている家庭は支給対象外です。
特別支援教育就学奨励費の申請方法
各学校が保護者に対して配布している通知の中に申請書類が入っています。必要な事項を記入して、学校に提出してください。
鳥取市役所に対応窓口があるかどうかは、鳥取市ホームページでは確認できませんでした。詳細を知りたい場合は、子どもが在籍している学校に問い合わせてみてください。
鳥取市の特別支援教育就学奨励費まとめ

この記事では、鳥取市で特別支援学級に通う小中学生や義務教育学校生の家庭に対し、教育費の一部を支給する制度について解説しました。
知的障害や身体障害などを持つ子どもは、進学の際に特別支援学校に入学するか、通常学校の特別支援学級に入るかを選択できます。特別支援学校と特別支援教室には、それぞれ特徴やメリットがあるため、家庭の希望に沿って選ぶことができます。
就学奨励費制度を利用すれば、障害があっても一般の学校でいろいろな児童生徒と関わり合いながら通学してほしいという家庭にとっては、教育費の負担が一部軽減されます。配布された申請資料をもとに、「支弁区分」ごとの支給額を確認し、必要な申請を行ってください。