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鳥取市での雨の日の観光におすすめ!多鯰ヶ池睡蓮群生地

鳥取砂丘近くの睡蓮の群生地、多鯰ヶ池を訪れました。多鯰ヶ池は七福神の一柱、弁財天を祀った「多鯰ヶ池辨天宮」という神社があり、ヘビの神様も祀られている鳥取市のパワースポットです。
独特な地形や自然環境が魅力の多鯰ヶ池で、雨降りの季節に見どころを迎える睡蓮の鑑賞についてレポートします。
多鯰ヶ池とは
多鯰ヶ池は、鳥取砂丘近くの池です。鳥取砂丘や大山の火山活動などによって、日本海の一部が堰き止められ、10万年ほどかけて池になったとされています。
引用 多鯰ヶ池の概要
独特な地形や生態系の貴重さが認められ、山陰海岸ジオパークの一部に選ばれています。
多鯰ヶ池辨天宮の鳥居を潜り、道なりに左へ進むと、車ごと池の淵に近づけます。
6〜7月は睡蓮が見頃
6月始めから7月にかけて、池の岸沿いに広範囲にわたって睡蓮が花開きます。『睡蓮』という名称の理由は、お花が朝から昼にかけて開き、夕方にかけて閉じてしまうことによるものです。「眠る蓮」という意味ですね。
中心が真っ白で、外側に向けて薄い桃色の、手のひらほどの大きさの花々。池の水は澄んでいて、緑の葉の間に浮かぶ淡い色合いの花群は見応えがあります。
木製散策路からの鑑賞がおすすめ
池沿いに半周分ほどの木製散策路が作られています。所々に休憩用のベンチもあります。
池を作っている土壌は細かい砂のようでした。あまり池沿いに近づくと、足元が柔らかく危険かもしれません。安全な散策路で睡蓮を鑑賞してください。
雨の日の多鯰ヶ池観光まとめ
訪れた日は霧雨が降っていたため、薄曇りの中に咲いた花の群れが本当にきれいでした。散策道も整備されているため、傘を差してゆっくり歩きながら花と景色を鑑賞できます。
雨が続く時期は外出や観光が面倒に感じるかもしれません。しかし、梅雨の時期だからこそ見られる景色もあります。また、鳥取砂丘近くの隠れた名所でもあります。砂丘観光の帰りや、雨の休日のお出かけ場所にぜひ訪れてみてください。